隣にいる人
第九話


 月曜日の朝、何故か基さんも一緒に行くと言い出し、スーツに着替え始めた。背の高い基さんのスーツ姿はまるでモデルのように格好いい。思わず見とれているうちに基さんの支度はすっかり整ってしまった。

「ほら柚も急いで」
 慌ててお弁当を鞄に詰め、基さんの分はどうしようかと思っていると、ひょいと取り上げられて基さんも自分の鞄に詰め、慌ただしく家を後にした。
 マンション近くのバス停からバスに乗り、電車に乗って出勤する。満員電車が苦手な私は、いつも各駅停車に乗ることにしている。それでもそれなりには混み合うので、隣にいる基さんが庇うように体の位置を入れ替えてくれることが嬉しくて、その体の近さが恥ずかしい。同じように近くに存在する他の人には何も思わないのに。

 ターミナル駅で乗り換えるために下車すると、ホームには佐野さんが待っていてくれた。
「おはようございます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
「いいのよ。もしかして彼?」
「初めまして。柚の婚約者の加藤基です」
「あら、婚約したの? 彼女と一緒に働いている佐野です」
 いつの間に婚約したの? 見上げれば片目を瞑られた。なにその都会の男の人的仕草! ウインクなんて実際にする人初めて見たかも。思わず感動して婚約のことはすっかり頭から抜け落ちた。
 山本さんがあの後佐野さんにもう一度連絡してくれていたらしい。

 事務所の最寄り駅で下車すると、周りにもちらほらと事務所の人が目に入る。
「行く手塞がれて手首掴まれたんですって? 大丈夫だったの?」
「はい。丁度彼が迎えに来てくれたので」
「お迎え頼んでいてよかったわね。そのまま連れ去られたかもしれないわ」
 言われて初めてその可能性を考え、すっとどこかが冷えていくような恐怖を覚える。
「柚、大丈夫だから」
 背中に軽く手を当てられて、エスコートされるかのように支えられる。見上げれば、大丈夫とでも言うように基さんが小さく頷いてくれた。
「佐々木さん、大げさじゃなく色んな可能性を考えた方がいいわ。残念だけど、相手は男であなたは女なんだから」
 何か苦い物を飲み込んだような表情の佐野さんを見て、昨日聞いた同期の二人の言葉を思い出した。もしかして佐野さんも男女の差で苦しんでいるのかもしれない。事務所の中にいるだけじゃ分からない、お嫁さん候補と言われるそこから抜け出した佐野さんや守谷さんは、相当の努力をしたのだろう。もしかしたら努力だけじゃどうしようもないこともあるのかもしれない。
「うちのチームは、私たちが一番働きやすいチームなのよ。他ではこうはいかないわ。独身のうちはいいんだけどね、結婚してまで続けたければ、チームをよく選んでそこにしがみつくしかないのよ」
 佐野さんはこの仕事がすごく好きだ。朝のほんの一時、一緒に歩く間に仕事とは関係ない話も時々することがある。でも、どんな場面でもそれは建築に結びついていて、本当に好きなんだなと尊敬することが多い。

 会社のエントランスには、既に山本さんと渡辺さん、高橋さんと守谷さんが待っていた。高橋さんはうちのチームのリーダーで、口ひげのおじさまだ。英国紳士と周りから言われるほどに、いつもお洒落なスーツを格好良く着こなしている。
 基さんが高橋さんと挨拶を交わし、そのまま来客用の打ち合わせブースに連れて行かれた。
「山本と渡辺からは既に話は聞いています」
 そう口火を切った高橋さんに、基さんが見せたい物があると、鞄からノートパソコンを取り出した。
「これは、彼女が住んでいるマンションの防犯カメラの映像です。たまたま私の所有する建物だったので確認出来ました」
 そう言って見せられたそこに、山木さんが映っていた。
 血の気が引いた。それ以上見ることが出来なくて、目をそらし俯いてしまう。まさか家にまで来ているとは思わなかった。言い知れない気持ち悪さが込み上げる。
「柚、大丈夫?」
 俯いたまま基さんの声に頷けば、隣に席を移した守谷さんが背中に手を当てて体温を分けてくれた。その手が優しく背中をさすってくれる。
「郵便ポストには標札は出していません。ですが、しっかりと彼女の部屋番号のポストを確認しています。彼女自身、こちらの総務以外に連絡先を教えてはいません」
「総務で調べたのでしょう。うちは社内に関してはゆるいところがありますから。それに、こう言ってはなんですが山木に関してもゆるいところがある」
 淡々と紡がれる感情を切り離したような基さんの声と、苦り切った高橋さんの声。
「既に引っ越しを検討していますが、その住所をこちらに教える気はありません。彼女に関する御社からの連絡は勝手ながら全て私を通して頂きたい」
「そうですね。佐々木さんに関することはまずは全て私を通すことにします。加藤さんへは常に私が連絡することにしましょう。私以外からの連絡はすべて私を通すよう相手に仰って頂いて構いません。他は、ここにいる四人は信用出来ます」
 自分の事を話されているのに、怖くて顔を上げられない。
「柚、しっかりして。自分の事なんだ、ちゃんと自分で決めなきゃ。ここにいる人たちは信用出来るだろう? ちゃんと顔を上げて、しっかりこれからのことを話し合わないと」
 厳しいほどはっきりとした基さんの声に、俯いていた顔を上げる。目に映るのはみんなの心配そうな顔だった。思わず頭を下げる。
「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
「佐々木さんは何も迷惑なんてかけていませんよ。そりゃあ、あなたが抜けるのはチームにとって大打撃ですが、それはあなたの所為ではありません」
 高橋さんが優しく声をかけてくれる。チームに誘ってくれるときも、こんな風に優しく「一緒に頑張りますか?」と声をかけてくれた。
 高橋さんは時々「頑張ってますか?」と声をかけてくれる。「最近は頑張るって言っちゃいけないような風潮ですが、やっぱり人間、頑張らないとね」そう笑いながらチームのみんなにも声をかけている。それは大抵行き詰まったときや上手く事が運ばないときで、高橋さんのその一言を聞くと、自然と頑張ろうと思えていた。
「我が儘を言わせて頂けるなら、やはり年内はお休みさせて頂きたいです」
 防犯カメラの映像を見るまでは、もっと軽く考えていた。さっきの佐野さんの言葉も頭を過ぎる。
「ですが、年明けからは働かせてください。せめて今の仕事が一段落するまでは……」
「佐々木さん、無理しなくてもいいのよ。正直言って年明け佐々木さんに抜けられるのはかなりキツイって思うけど、さすがに私もこれは無理だと思うから。これ、完全にストーカー行為よ」
 幼い頃の母のように背をさすってくれていた守谷さんの労るような声に、佐野さんも頷いている。
「佐々木さん、現段階では彼を処分することは出来ません。口頭注意は出来ますが、注意することが得策だとは思えない」
「私もそう思います。彼の性格を考えると、注意することは火に油を注ぐに等しい」
 高橋さんの言葉に渡辺さんも同意を示す。隣で山本さんも頷いている。
「外部の私がお伺いするのも何ですが、彼の渡航スケジュールの把握は可能ですか?」
 基さんの言葉に高橋さんが頷く。
「彼女がしばらく残ることは、御社にとってプラスとなりますか?」
「もちろんですよ。彼女のおかげでチーム全体の仕事がスムーズに運んでいる。彼女がいてくれるおかげで、休日出勤することも減り、水曜日はノー残業デーに出来たんですから」
 泣きそうだ。高橋さんの言葉が嬉しくて、そんな場合じゃないのに嬉しくて泣きそうになる。
「でしたら、彼が一時帰国する際は私が送り迎えをします。ご迷惑をお掛けするかも知れませんが、春までどうかよろしくお願いします」
 基さんが頭を下げてくれる。同じように頭を下げたら、慌てて高橋さんに止められた。
「むしろそれはこちらからお願いしたいことです。守谷が言ったように正直今彼女に抜けられるのはキツイ。加藤さんが送り迎え出来ないときは、私が責任を持って代行しましょう」
「社内にいる時は私たちが一緒にいるようにします。彼は私たちの前では彼女にちょっかいかけませんし」
 守谷さんと佐野さんが互いに頷き合っている。
 こんな風に迷惑をかけてまで、続けるべきじゃないのかもしれない。でも、何も恩返しが出来ないまま辞めていくことは出来ない。年明けに忙しくなることが分かっている今、辞めろと言われないなら、出来るだけ頑張りたい。
「俺たちも河野たちと一緒になるべく押さえるようにするから」
 山本さんがそう言ってくれる横で、渡辺さんも頷いている。
「こういう事は、実際に何か起きない限りどうにも出来ないんだ。何か起きる前に対処した方がいい。佐々木も気を遣わないで、出来るだけ周りを当てにしろよ。一人で解決出来ることじゃないんだから」
 渡辺さんの言葉に分かりましたと頷けば、うっすらとその口元に笑みを浮かべた。びっくりした。もしかしたら渡辺さんの笑った顔を初めて見たかもしれない。渡辺さんはあまり表情を動かす方じゃない。
「やだ、渡辺君の笑顔なんて初めて見たわ」
「私も」
 守谷さんと佐野さんが、からかうように声を上げる。途端に表情を改めた渡辺さんに山本さんが苦笑を浮かべた。
「軽く引き継ぎだけして、佐々木さんは今日からお休みしなさい。年明けは五日からだけどその日は挨拶だけだから出社しなくていい。翌日には山木も台湾に発つ予定だから、六日から出社すればいいからね」
「じゃあ、念のために六日は今日と同じ場所で待ってるわ」
 高橋さんと佐野さんの言葉に頷きながら返事をし、基さんに少し待って貰って引き継ぎを済ます。机の周りを整理して、みんなに軽く挨拶しようとすると、それは後でみんなに説明しておくからと守谷さんに止められた。それもそうかと思い、基さんが待つ打ち合わせブースに守谷さんと佐野さんに付き添われて戻る。
「私たちの番号。何かあったら遠慮なくかけてきて」
 私に向かって佐野さんがそう言いながら、そのメモ用紙は基さんの手に渡す。思わず首を傾げたら、仕事中、携帯から目を離すことなんてよくあることで、二人の携帯を使って私に連絡する可能性もあるかもしれないと言う。
 私が考えている以上にみんなは色んな事態を想定してくれている。
「だから、佐々木さんは私たちの番号は知らない方がいいわ。登録されていたらうっかり出ちゃうでしょ?」
「そうですね。出ちゃいます」
「佐々木さんに直接用事があるときも、加藤さんに取り次いで貰うから」
 基さんにとんでもない負担がかかる。思わず見上げると、頭の上に手の平が乗った。
「よかったわ。佐々木さんに彼がいて。いなかったら私たちだけじゃ守りきれないかもしれないもの」
「何か大それた事をしでかすわけじゃないかもしれないけど、何かあってからじゃ遅いから」
 心配を滲ませながらも気遣ってくれる二人に見送られ、事務所を後にした。



「色々ありがとうございます。あと、ご迷惑をお掛けします」
 駅に向かって歩きながら、なんだかいたたまれなくなった。基さんには迷惑だけをかけている。
「迷惑じゃないよ。俺が好きでやってることだし」
「でも、今日だってお仕事進まないじゃないですか」
 基さんは火曜と金曜に主に打ち合わせを入れているだけで、それ以外は家で黙々と仕事をしていると聞いている。
「今はもう年末だから急ぎの仕事は入れてないし、年明けまではルーチンワークっぽいことだけだから何とでもなるよ」
 そうは言われても、気にはなる。早く帰ろうと、足を速めた。

 信じられないくらい乗客の少ない電車を降り、朝の喧噪とはまるで違い、時間がゆっくりと流れているような駅前のロータリを抜け、バスを待たずにそのままゆっくりと歩き出す。
「何か起きると思いますか?」
「どうかなぁ。はっきり言ってやってることは小学生並みなんだよ。好きな子にちょっかいかける、好きな子の家を探すって。でも、それを大人になってやったらダメだろう?」
「そう言えば、いつの間に防犯カメラの映像なんて調べたんですか?」
「柚が風呂入ってる間に。あのシステム作ったのも管理してるのも俺だからチェック出来たんだよ。昨日のうちにあの同期の二人にも連絡しておいたんだ。だから高橋さんがエントランスで待っていてくれたんだと思うよ」
 昨日お風呂出たときに難しい顔でパソコンを見ていたのはそういうことだったのか。いつもなら窓に向かって座っているのに、わざわざ窓を背に座って画面を見えないようにしていたのもその所為だったのかもしれない。基さんが大家さんでよかった。

 私も基さんがお風呂に入っている間に妹に電話している。彼女に事情を説明したら、一度に色んなことを聞いたからか、ちょっと混乱して怒ってた。彼女は昔から混乱すると怒り出す。
 基さんのことも、会社のことも、どうしてもっと早く言わないのかと怒られた。基さんのことは照れくさくて言えなかったのは分かる、でも会社のことはもっと早く言うべきだと言われ、その通りだなと反省した。
 とっとと辞めて帰っておいで、それが妹の口癖だったから言い出せなかったのもある。あれだけ大騒ぎして入った会社を、たった数年で辞めたいなどとは言い出せない。その所為でこじれてしまった友人関係もあって、地元に戻る気にもなれなかった。

「妹が、出来るだけ早く基さんに会いたいって言ってました」
「ここからだと車で二時間もかからないだろう? 週末まで待たずに水曜日辺りに行く?」
「でも、平日だと父は夕方にならないと帰ってきませんよ」
「夕方目掛けていくか。少し遅くなってもその日のうちに帰って来られるし。むしろ平日の夜の方が道も空いてるだろうし」
 妹さんに聞いてみて、と優しく笑う基さんを見ていたら、堪えていた涙が滲んだ。
「本当は……」
「ん?」
「本当は嬉しかったんです。高橋さんに褒められて。だからせめて今の仕事が一段落するまではって欲が出ちゃって。迷惑をかけるだけだって分かってるけど、でも恩返しくらいしたいなって」
 隣を歩く基さんが肩を抱えるようにそっと体を寄せられる。コート越しなのにその手の平から伝わる熱に肩の力が抜ける。
「うん。あれは俺も嬉しかった。ちゃんと柚のこと認めてくれていて、いい上司だなって思ったよ。佐野さんが朝言ってただろう? チームにしがみつくって。あれ分かるよ。あの上司の率いるチームならしがみつきたくもなる。きっとあの人は柚の仕事ぶりを見てチームに誘ってくれたんだと思うよ」
 そうだろうか。そうだったらいい。
「本当はさ、柚の話を聞き流されるんじゃないかって思ってたんだ。だから、俺も一緒に行った方がいいかなって。でも必要なかったなぁ俺」
「そんなことないです。基さんがいてくれたから、ちゃんと言えたんです」
 あそこで基さんがしっかりしろと言ってくれなかったら、きっとそのまま辞めていたと思う。そしてずっとこの先それを後悔したと思う。
 与えて貰った猶予を大切に使おう。見上げた基さんが優しい笑顔をくれた。それだけで頑張れる。



 立ち寄った蓮さんのところで報告がてら何故かお弁当を食べている。確かにお昼だけれど、持ち込みってどうなの?
 一緒になってサンドイッチをかじる蓮さんは、目の前でお弁当を広げても何も言わない。
 お弁当をぱくついている基さんに、こそっと聞いてみる。
「ああ、ここ、ショールームなんだよ。喫茶店じゃないんだ。この店の裏に俺たちの事務所がある。だから誰も客は来ないだろう?」
「だって、珈琲纁って……」
「それっぽいだろう? たまに間違えてコーヒー飲みにに来る人がいるから、蓮が面白がってコーヒー出すんだよ。で、さすがにお金貰うわけにはいかないから、帰るときに種明かしをするんだ」
 思わず蓮さんを見れば、笑いを堪えているようで、顔を背け微かに肩を揺らしている。
「何割かはお客さんになってくれるんだよ。時々コーヒー飲みに来るし。一応蓮は本格的に勉強してるから。料理が趣味だし。どっちも旨いだろう?」
 確かに美味しい。基さんのコーヒーも美味しいけれど、それ以上に蓮さんのコーヒーは美味しい。オムライスは絶品だし。
「なんだか騙された気分」
「ちょっと騙してた気分」
「やっぱり。だってそれらしき事言ってましたよね、賄いとか」
「言ってたな」
 基さんも蓮さんも、悪戯が成功した子供の様にどこか得意気に笑っている。なんだか頭にくるより呆れる。
「蓮、今週車使う?」
「いや、多分使わない。遙香もクリスマス前で急がしいから休まないし」
「あっ! クリスマスケーキ、予約しなくちゃ」
「ああ、ゆうさんにはポッケからクリスマスケーキが進呈されます。こないだの安納芋とカボチャのお返し」
「いいんですか? すごく嬉しいですけど、押しつけただけなのに」
「ものすごく喜んでたよ。まさに小躍りするほど。クリスマスケーキが終わったら、色々作りたいって張り切ってたよ」
「柚、実家への手土産はポッケの焼き菓子にする?」
「します! 絶対香ちゃんが独り占めすると思う」
 おやっと蓮さんが片眉を上げた。
「なに? 水曜日にでも行く予定?」
「まだご両親の予定は聞いてないけどね、善は急げって事で。了解取れ次第、蓮の隣に引っ越すよ」
 基さんが防犯カメラのことや、事務所でのことを蓮さんに話す。
「平日なら雅も手伝わせよう。男三人もいれば引っ越し出来るだろう?」
「助かる」
「じゃあ、焼き菓子はこっちで用意しておくよ。行くとき声かけて。あとモト、明日の打ち合わせなんだけど──」

 基さんと蓮さんが仕事の話をし出したので、お弁当を食べ始めた。
 改めてお店……じゃなくてショールームを見渡せば、本来喫茶店ならあるはずのレジがない。でもどこからどう見ても喫茶店っぽい。家具だけじゃなく照明や雑貨まで、全て統一された雰囲気を持っている。おそらく全て蓮さんのデザインなのだろう。

 ReMontoは、蓮さんがデザインした家具などを基さんが作ったサイトで販売している。その他に蓮さんがデザインした各パーツを自由に組合わせることが出来るセミオーダー家具を受け付けていて、自分だけのオリジナルを作ることが出来る。キットを購入して自分で組み立ててもいいし、完成品を納品することも出来る。
 これが個人だけじゃなく、小さなお店を持つオーナーさんたちに人気で、お店の雰囲気に合わせたオリジナル家具を作ることが出来ると、ちょっとした話題になっているらしい。
 きっとポッケの内装も蓮さんが手掛けているのだろう。ポッケはケーキの美味しさもさることながら、そのお店のクラシカルな雰囲気が素敵だと評判だ。